【Fear and Loathing in Las Vegasから学ぶ】心を掴む音楽の研究

ごきげんうるわしゅう

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どうも、CEOです。

 

 

今日は初めて曲解説をやっていきたいと思います。

 

今日の曲はタイトルにある通り「Fear and loathing in Las Vegas」の

Just Awake の展開を見ていきましょう!

 


Just Awake【Hunter✖️Hunter】

 

 

 

心を鷲掴みにするキャッチーな曲ですよね・・・!

 

 

 

 

※キーはGmaj

(イントロ)

C →  D → Em

重なってた  胸の音    揺さぶっても聞こえない

 

C   →     D

零れ落ちた   ピース

 

 

最初に全音ずつ上がり、期待を膨らませていますね

「零れ落ちたピース」でC→Dにしてコードの解決を保留しています

 

これを 「EDM進行」 というらしいです。

 

 

C→D→Em→C→D と C→D→Em→C→D→Em の比較

 (前者)        (後者)

   

なんだか後者はせわしなくて無理やり感が否めませんね

C→D→Em→C→Dのほうが自然です

 

 

 

(前奏)

Em→C→G→D→Em→C→G→D  →Bm

 

   

 

 

 これは俗にいう「小室進行」というやつになります。

ちなみに 残酷な天使のテーゼや千本桜も小室進行です

 

 

最後はキーボードのきれいな駆け下がりとともにBmで締めくくり重さを

出しているんですね。

 

 

 

(サビ)

    C → D 

つぎはぎ の   心       は  不安定 

 

Em  →     G        →     C

洗い流された初期衝動を 呼び覚まして走り出  せ

 

   

 

食い気味に入る歌詞に連動してコードが入っていますね

先ほどのEDM進行から派生させている気がしますが、ロックには多いコード進行なんです。

 

かなり力強いコード進行なので、ぜひ覚えておいてください!

 

 

 

キーボードにも注目です!

「つぎはぎの心は不安定」の部分ではゆったり目の4分、8分音符が多いですが

「洗い流された初期衝動を」の部分はオクターブ奏法を用いて激しく抑揚をつけています。

 

チップチューンキーボードのオクターブ奏法はラスベカスには多い演出なのですが

これをサビの頭に持ってくるのではなく、8小節置いて前とメリハリをつけているのが

キャッチーで耳に残る要素の1つだと思います。

 

 

 

 

(ジャズパート)

 

   

 

 

こればかりは

 

 

 

 

どういう発想をもってこんなメロディを思いついたのかマジでわかりません

 

 

たしかに激しい曲の中にジャズ要素を取り入れたらキャッチーにはなりますが

あまりにもガチガチなジャズでまず初見の方は度肝を抜かれるでしょう

 

 

 

 

ざっくり4つに切り分けて考えましたが、感想としては

 

意外と単調なコード進行であったということです。

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いえ、DISっているわけではありません(汗)

 

あれほど複雑なメロディとキャッチーさがあったのでなにか特別な技法や

「コード進行が使われているのではないか」 と思っていました。

 

 

 

結論として、キャッチーな曲をつくるひとつの手段としては

 

王道のコード進行から曲の展開を工夫して作る

 

 

「いや知ってるし!」と思う方もいらっしゃると思いますが

この手段を意識して曲を作ることってどれくらいの頻度でありますか??

 

ぜひ一度、コードありきの曲を作ってみてください!

 

 

 

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